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2018年6月 7日 (木)

小4男子の、悩み。

数年前から、小学生の勉強を手伝っている。

 

 

 

私が小学生の時の恩師からの紹介。

 

 

 

家庭教師とかできるかなぁと不安がっていたら、

 

 

 

「子守のつもりでいいのよ」と言われた。

 

 

 

「では子守しに行きます」とやらせてもらうことになった。

 

 

 

 

 

 

 

今は小4

 

 

 

国語が苦手という彼に、

 

 

 

言葉ゲームをしたり、

 

 

 

お芝居形式(部屋を舞台にして)で問題文に感情移入してみたり、

 

 

 

唯一の愛読書、キャプテン翼のあらすじを説明してもらうなど、

 

 

 

色々試しながらやっていたところ、

 

 

 

「得意ではないけど嫌いでもない」というところまで来た。

 

 

 

 

 

 

 

が、しかし、

 

 

 

四年生になって急に難しくなったテキスト。

 

 

 

中学受験をするため、

 

 

 

四年になるとレベルがぐっと上がり、

 

 

 

読み取り問題の文が、本当に難しくなった。

 

 

 

そして、そこに出てくる意味の分からない難しい言葉や、設問に、

 

 

 

少し躓くようになって、

 

 

 

最近少し、やる気をなくしているようだ。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、

 

 

 

「難しい」だけが集中力低下の理由ではないようだ。

 

 

 

学校でのあれこれ。

 

 

 

小学校のクラスだって小さな社会。

 

 

 

人間関係というか、

 

 

 

特に女子との付き合い方にはいろいろ難しいところがあるようだ。

 

 

 

 

 

 

 

彼は、クラスで「お笑い係」をやっている。

 

 

 

人が楽しく笑っているところを見るのが好きらしい。

 

 

 

その係には男女合わせて56人くらいいて、

 

 

 

話し合いをしながらネタを作り、披露するということになっている。

 

 

 

 

 

彼としては、早くネタを作り練習してみんなの前で発表したいと思っているのだが、

 

 

 

色々あって揉めることも多い。

 

 

 

この前も、練習以前の問題で躓いてしまったようだ。

 

 

 

 

 

メンバーのある女の子。

 

 

 

その女の子が言ったことに対して、

 

 

 

彼が、「それよりこうした方がよくない?」と言ったら、

 

 

 

自分が否定されたことが悔しくて泣いちゃったとか。

 

 

 

決して気の弱い子ではないらしい。

 

 

 

でもすぐ泣いちゃう。

 

 

 

まわりの女子が彼を責め、先生に言いつける。

 

 

 

先生は彼を叱る。何で泣かすの?と。

 

 

 

 

 

「先生もさ、親が怖いんだよね」と彼は言う。

 

 

 

 

 

例えば、休み時間に2つのチームに分かれて遊んでいて、

 

 

 

自分のチームが負けそうになると、女子らは急に腹を立てて、

 

 

 

この前も、「殺す」とか言われ、追いかけられたと言っていた。

 

 

 

そして、またその女子が泣き出すという…。

 

 

 

 

 

そんな話をしてくれる彼は、そのことに怒っているわけではない。

 

 

 

なんで?という気持ち。

 

 

 

いつものことだから、そういうもんだと思っているらしいが、

 

 

 

言葉の端々に、モヤモヤしている彼の心が伺える。

 

 

 

 

 

 

 

四年生になって急にそんな話が多くなった。

 

 

 

私としては、それでなくてもテキストのページが増え、それをひとつでも多く解いていきたいし、

 

 

 

やはりそれなりの成果を出したいと思ってあるのだが、

 

 

 

問題を解きながら不意に彼は学校であった事を話して、

 

 

 

勉強が中断することもある。

 

 

 

 

 

話してしまえば少し落ち着いて、またテキストの問題に戻るけれど、

 

 

 

そういう集中していない状態がこの頃増えた。

 

 

 

 

 

 

 

どうしたらいいかという答えを彼は求めていない。

 

 

 

ただ、「なんで?」という思いのボールを遠くに飛ばしたいだけだ。

 

 

 

 

 

そのボールを打ち返さず、

 

 

 

ミットで受け取ればいいんだと思う。

 

 

 

 

 

どこにボールが来るかわからないから

 

 

 

落としたりもするけれど、

 

 

 

ボールをボールのまま拾ってくれる相手を求めているのかなと思う。

 

 

 

 

 

 

 

自分がこうやって勉強の手伝いをするにあたり、

 

 

 

決めていることは、子供扱いしない、ということだけ。

 

 

 

 

 

人間だれだって一つのカテゴリーに括られるのはイヤでしょ。

 

 

 

わかってあげているつもりが、自分と相手に隔たりを作るだけ。

 

 

 

隔たりを作らず、意思疎通をする技術が、他ならぬ「国語」の勉強。

 

 

 

 

 

 

 

すぐ泣くズルい女子に、

 

 

 

否定されたと感じさせず、

 

 

 

みんなを納得させる。

 

 

 

それが国語の技術なんじゃないかな?

 

 

 

 

 

みんなが笑うツボを押さえてネタを考えること、

 

 

 

聞き手を味方にできること、

 

 

 

そして、ケンカをせずに勝つ方法。

 

 

 

 

 

それが国語やる意味だと思うけどな。

 

 

 

 

 

立場として、テストの点も大事。

 

 

 

加えて、

 

 

 

彼が、クラスのみんなを大爆笑させる、スーパーお笑い係になることも願いつつ、

 

 

 

国語、やっていけたらいいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森の話でなくて、ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

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